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2019.09.09

《家の収納はどの位必要なのか》を考える

住宅を検討する際に、欠かせない要素になるのが「収納」ではないでしょうか。 お客様との打ち合わせの中でも、収納スペースの話は常に出てきます。     そして収納スペースの位置や広さは、人数やライフスタイルによって大きく異なるので、共通した決まり事や正解はありません。   限られた面積の中で、収納スペースを多く・広くすれば居住空間が狭くなりますし、 建物を大きくしようとすれば、もちろん建築費用も高くなってしまいます。 どうすればよいのか、非常に悩むところですね。     一般的な収納スペースの大きさとはどの程度なのでしょうか? 目安としては、建物全体の面積(延床面積)の10%~20%と言われています。 その中には、造り付けのクローゼットの他、食器棚、本棚、シェルフなども含まれます。     具体的には、8畳間にタタミ1畳分のクローゼットを設けた場合、 1.65㎡(1畳)÷13.2㎡(8畳)=0.125という計算となり、 収納率は12.5%となります。   また、8畳間にタタミ2畳分のウォークインクローゼットを設けると、 3.3㎡(2畳)÷13.2㎡(8畳)=0.25となり、 収納率は25%になるというわけです。   これはあくまでも目安ですので、参考程度に捉えていただければと思います。 12.5%の収納率で十分に収納できるご家庭もあれば、 25%の収納率があっても収納しきれないご家庭もあると思います。     《収納計画をする前に》 収納はしまうためではなく、使うための物を入れておくところだと思います。 「とにかく収納をいっぱい!」と考えるより、まずはその家で暮らすイメージをもう一度ご家族で話し合ったり、何を収納するのかを書き出したりしてみてください。 具体的に収納する物と量がイメージ出来ていれば、きっと住んでからの悩みは少なくなると思いますよ。  
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