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2018.12.07

「注文住宅」VS「建売住宅」VS「売建住宅」 それぞれの違いは?

家を建てたいと思い始めたときによく聞く、「注文住宅」「建売住宅」「売建住宅」

それぞれの意味合いは全く異なります。しかし、そもそも何が違うのでしょうか?

 

【注文住宅】

「注文住宅」とは、建築依頼者が自分の希望をしっかり反映させた建築を行う新築住宅のことです。

わかりやすく言えば「オーダーメイド」の家づくり。

建築依頼者は土地を購入してから、建築を担当する工務店・ハウスメーカーなどのスタッフと打ち合わせを重ね、世界に一つだけのあなただけの家づくりを楽しむことができます。

比較的金額が高くなりがちなことと、時間がかかることがネックですが、間取り・デザイン・仕様などの全てにおいて自由度が高く、一から自分好みの家づくりをしたいという方には最適な方法です。

 

【建売(たてうり)住宅】

「建売住宅」とは、建物が完成してから(もしくは完成間近の状態で)販売される新築住宅のことです。

メリットはズバリ価格。購入者の意向を入れず、似たような住宅がいくつも建てられることが多いです。

使用される材料の種類が少ない分、同じ資材を大量に調達することで、職人さんの手間も少なく、建築費を抑えることができます。

 

「建売住宅」と似た意味の言葉で「分譲住宅」があります。

複数の土地区画がある分譲地で、似たような住宅がいくつも並んで建てられ販売されるときに、「分譲住宅」と呼ぶことが多いですが、「建売住宅」≒「分譲住宅」と捉えて良いでしょう。

とにかくコストパフォーマンス重視で、実際に住宅の外観・内観・立地をしっかり確認してから購入したいという方にはピッタリです。

ただし、建築中の様子が確認できない、アフターサービスがあいまいな場合があるなど、懸念点もあります。

「建売住宅」を販売している会社が、会社の規模に関係なく信頼できる会社かどうか、第三者機関を含めた検査体制がしっかりしているか、などがポイントとなるでしょう。

 

【売建(うりたて)住宅】

「売建住宅」は、住宅会社などが先に土地を販売してから、建築工事を行う住宅のことをいいます。

「建売住宅」と一見よく似た言葉ですが、意味は全く異なります。

「建売」は「住宅を建ててから(完成した状態で)売買する」のに対し、「売建」は「土地を売買し、あとから建物を建てる」ことをいいます。

「売」と「建」のそれぞれの字の順番が、建物を先に建てるか、後に建てるか、を示しています。

売建住宅は、注文住宅に近い形での建築が可能ですので、理想の住宅を建てることができますが、

建築会社があらかじめ決められているため、工法などはその建築会社の得意なものに限定される場合もあります。

すなわち「建築条件付き土地」の上に建てられるのが、「売建住宅」といえます。

 

 

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