上田・サントミューゼで出会った“泳ぐ芸術” 〜深堀隆介展に行ってきました〜 | セリタホームズ

上田・サントミューゼで出会った“泳ぐ芸術” 〜深堀隆介展に行ってきました〜

こんにちは。吉澤です。

先日、家族で上田市にある「サントミューゼ」に行ってきました。目的は、《深堀隆介展 〜水面のゆらぎの中へ〜》を観ることでした。TVCMで紹介されていたこの展覧会、「魚が好きな子どもたちにぴったりかも」と思い、3歳と1歳の子どもを連れて、夫婦4人で出かけてみました。

美術館というと「小さな子どもにはまだ早いかな?」と思われる方もいるかもしれませんが、実際に行ってみると、そんな心配は無用でした。


まるで本物の金魚が泳いでいるかのような世界

会場では、透明樹脂にアクリル絵の具を幾層にも重ねて描かれた「金魚酒」シリーズなど、深堀氏の代表作がずらりと展示されていました。絵なのに立体的に見える、いわば「2.5次元」の作品たちは、まるで水槽の中で本当に金魚が泳いでいるかのようなリアルさ。

3歳の子どもは特にそのリアリティに目を輝かせ、展示作品を夢中で見ていました。一方、1歳の下の子も、ペットショップの金魚を見るような感覚で楽しんでいた様子。展示は大人向けのアートですが、小さなお子さんでも「見る楽しさ」を味わえる構成になっていたように感じます。


魚好きになったきっかけは“ごはん”?

実はわが家の上の子どもは、もともと「食べる魚」が大好きでした(笑)。焼き魚や煮魚をよく食べていたので、その延長で“生きている魚”にも自然と関心を持ったのかもしれません。

今回の展覧会をきっかけに、帰宅後は近くのペットショップに足を運んで魚を見に行くことも増えました。小さな体験が、新しい興味の芽を育ててくれたのかもしれませんね。


おわりに

上田のサントミューゼまでは、長野市から車で1時間かからない距離。週末のちょっとしたお出かけ先としても最適です。近くにアリオもあるので、子ども連れでも食事もしやすいと思います。

深堀隆介さんの展覧会はすでに終了してしまいましたが、サントミューゼでは季節ごとにさまざまな展示が開催されています。お子さんとのアート体験に、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。