飲食店の本
DX推進室の三枝です。今日も本のお話です。
最近、とある業務の関係で、飲食店に関する本をよく読んでいます。
普段は住宅業界にいるので「飲食店の経営」や「メニューづくり」といった世界とは縁遠かったのですが、本を通じて少し学んでみると、食の現場がまったく違って見えてくるから不思議です。
これまではご飯を食べに行っても、正直「おいしいかどうか」くらいしか気にしていませんでした。
ところが、読書を重ねる中で、飲食店の方々がどんな思いでお店をつくっているのか、席数の工夫やメニュー構成、仕入れや原価のバランス、接客の心配りなどが、だんだんと見えるようになってきました。
先日訪れたお店でも「あ、この配置は回転率を考えているのかな」とか「こういう声かけが居心地の良さにつながるんだな」と感じられて、まるでレンズの解像度が上がったような気分でした。

本を通じて得た知識は、ただ「知る」だけでなく、実際の体験を豊かにしてくれるんだなと実感しています。そして、飲食だけではなく、住宅や地域づくりの仕事にもつながる気づきがあることに驚かされます。
今回の飲食店の学びをきっかけに、これからもいろいろなジャンルの本を手に取り、自分の仕事や暮らしに活かしていけたらと思っています。