お久しぶりです。工事部の三枝です。
本日も皆様におすすめ本を紹介していきたいと思います。
10冊目はこちら
新建新聞社『住宅業界大予測2021』
記事を用意していたのが、随分前のことなので、少し古い雑誌になってしまいますが、特にアフターコロナに焦点を当てた記事が興味深い内容になっています。
日本経済の推移から所得・消費がどのように変化したのか、各業種の失業率がどのように変化したのか、ふまえて住宅購入層の変化を分析したり、住宅のトレンドとしては、リモート環境、サステナビリティなど、コロナショックがもたらした住空間に求めるものの変化などを、諸々のデーターをもとに解説しています。
住宅において、何が変わり変わらないのか、国際情勢の変化も相まってより不透明な情勢ですが、どんな社会になったとしても、人間に住空間が必要であることは変わりません。
社会の変化や流行を俯瞰してみることで、自社や自分自身の立ち位置を把握することができたような気がします。
業界向けの雑誌ですが、住宅購入を検討されている方にもおすすめです。
2022年版は次回の記事にしたいと思います。