住宅購入にあたり、住宅ローンのご利用をお考えですか?
ローンには大きな金額が関わり、長期的な契約であるため、後悔したくないですよね。
あらかじめ、後悔しないためのポイントを知っておくことは非常に大切です。
そこで今回の記事では、住宅ローンを滞納した際の流れや後悔しないための方法を解説します。
■住宅ローンを滞納した際の流れを解説!
住宅ローンの滞納があった場合、まずは、振り込みがされていないことを知らせる連絡がきます。
もしお金の振り込みを忘れていた場合は、すぐに入金を済ませましょう。
その後も滞納を続けると、頻繁に電話がかかってきて、入金を催促されます。
このまま2〜3カ月経つと、督促状が届くでしょう。
さらに、滞納から5〜6カ月経った時点で、住宅ローンを一括で返済するように求められます。
これだけの期間滞納しているということは、毎月の返済意志がないと考えられるため、ローンの契約は解除されます。
そして、7〜8カ月目で代位弁償の流れになるでしょう。
代位弁償は、ローンを払ってきた本人の代わりに、住宅ローンの保証会社がローン残高を一括で返済することです。
代位弁償されると、保証会社に借金をしていることになるため、保証会社から請求がきます。
最終的には、8〜9カ月目で住宅が競売にかけられます。
家は住宅ローンの担保となっているのですが、強制的に競売にかけられるでしょう。
家が売れると、そのお金はローン残高の返済にあてられます。
足りない分は、その後も請求を続けられるでしょう。
競売に出される際の値段は、確実に売るために相場よりも低く設定されるため、損をしてしまいます。
■住宅ローンで後悔しやすいのはどんな人?
*借り入れ可能額だけを考えている
いくら借りられるのかだけを考えていると、将来的に返済できなくなる可能性があります。
住宅ローンは借金であるため、お金は必ず返す必要があります。
住宅ローンの返済に収入の大部分が使われると、生活が圧迫される事態に陥るかもしれません。
そのため、住宅ローンを組む際には、自分の返済能力を基準にして借り入れ金額を考えましょう。
自分の今後の収入を正確に見積もり、負担のない返済計画を立てることが大切です。
*現在の視点で将来の収入や支出を考えている
もちろん、収入や支出は一定ではありませんし、将来何が起こるかわかりません。
現在の視点だけで住宅ローンを組むと、大きな後悔につながる恐れがあります。
今後の人生で、収入が減る場合や支出が増える場合も考慮に入れましょう。
金額を具体的に計算し、生活のクオリティを維持できる範囲で決めることが重要です。
*頭金が0円だと貯金がなくてもローンを組めると考えている
最近では、頭金が0円で融資を受けられることがあります。
お金を借りる場合は、借金額が多いほど損失は大きくなります。
つまり、頭金を払わない場合は払う場合よりも損失が大きいということになります。
頭金が0円で借りれるからといって貯金がないのにローンを組むと、返済のリスクが高まる可能性があるので注意しましょう。
■住宅ローンで後悔しないためのポイントを紹介!
住宅ローンで後悔しないために、3つのポイントを意識しましょう。
まず1つ目は、返済負担率が35パーセントを上回らないことです。
返済負担率とは、年収に対する年間の返済額の割合のことです。
40~50パーセントでも審査を通過できますが、生活に大きな負担がかかるかもしれません。
そのため、返済負担率はできるだけ低く抑え、高くても35パーセントは超えないようにしましょう。
2つ目は、妻の収入とボーナスに頼らないことです。
ボーナスでまとまったお金を得た時に、返済するのは賢い方法ですが、できるだけボーナスに頼らずに計画を立てることが大切です。
今は共働きでも、子供ができて妻が仕事をできない可能性もあるため、夫の収入だけでも返済できるローンを組みましょう。
3つ目は、給与振込の金融機関だからという理由で選ばないことです。
会社から指定された給与振込用の金融機関でローンを組むのが、必ずしも正しいとは限りません。
他の金融機関の住宅ローンも調査した上で、どこから借りるかを決定しましょう。
■まとめ
今回は、住宅ローンを滞納した際の流れや後悔しないための方法についてご紹介しました。
契約段階で、生活に負担のかかるローンを組んでしまうと、最悪の場合は滞納につながるかもしれません。
将来の返済能力を正確に見積もり、無理のない返済計画を立てましょう。
住宅ローンを考える際には、ぜひ参考にしてみてください。
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