menu

コラム一覧 COLUMN

住宅ローンにおけるペアローンと収入合算を比較します!

2020/09/23

住宅の購入をご検討の方の中には、夫と妻の2人合わせた収入でローンを組み、借用金額を大きくしたいとお考えの方も多いと思います。

借用金額を増やせれば、住宅の選択肢も広がりますよね。

ローンの借用金額を増やすには、異なる2つの方法があります。

そこで今回は、その2つの方法について解説します。

 

 

 

■ペアローンと収入合算の特徴をご紹介!

 

ローンを夫婦共同で組むためには、ペアローン収入合算といった2つの方法があります。

これらの違いは何でしょうか。

最初に、両者の特徴を解説します。

 

 

まず、ペアローンとは、夫と妻が個別でローンを組むことを指します。

例えば、夫と妻合わせて4000万円のローンを組みたいと仮定しましょう。

この際、夫と妻が2000万円ずつ組む方法もあれば、夫が3000万円、妻が1000万円組む方法もあります。

夫と妻の両方が住宅ローン控除を使用できることと、団体信用生命保険(団信)への加入は個別であることが主な特徴です。

 

 

続いて、収入合算について見ていきましょう。

収入合算とは、その名の通り夫婦の収入を合わせた金額をもとに、ローンを組む仕組みを指します。

この場合、ペアローンとは違って契約するローンは1つです。

夫と妻が各々いくらのローンを負担するかは、それぞれの収入状況に合わせて決めましょう。

 

また、収入合算には「連帯債務型」と「連帯保証型」の2つが存在します。

 

前者では、夫と妻の2人が債務者になる必要があります。

例えば収入合算で4000万円のローンを組んだ場合、債務者の夫に加え、同じく債務者の妻も4000万円の返済義務を負う必要が生じるでしょう。

この連帯債務型は、フラット35や一部の民間金融機関で採用されています。

 

一方後者では、夫か妻の片方が債務者となり、もう片方が連帯保証人となります。

夫が債務者として住宅ローンを組むとすると、夫の返済が滞った場合に限り、妻への返済義務が生じます。

民間金融機関の多くはこの連帯保証型を採用していることを、押さえておきましょう。

 

それぞれの方法の特徴は、お分かりいただけましたでしょうか。

続いて、両者の利点と注意点についてご説明します。

 

 

 

■ペアローンの利点と注意点をご紹介!

 

まず、夫と妻が別々でローンを組む利点は何でしょうか。

その利点は、なんと言っても大きく節税ができることでしょう。

 

一般的に、住宅ローン控除期間は10年であるため、1人あたりの10年間での最大控除金額は400万円です。

この場合、夫と妻の両方が債務者であるため、2人揃って住宅ローン控除を使用できます。

このとき、2人合わせた最大控除金額は10年間で、800万円になるでしょう。

また、2014年4月から2021年の12月の間に住宅を購入した場合に適応される「すまい給付」も夫と妻ともに対象者です。

 

これは、お得ですよね。

ただしいくら借入金額を増やせるといっても、借入金額の増やし過ぎには十分に注意しましょう。

というのも、夫婦の片方でも収入が途絶えてしまうと返済が厳しくなってしまうからです。

 

また 、団信には夫婦別々で入ります。

それゆえに、片方に万が一のことが発生したとしても、その当人にしか債務免除が適応されないことに注意しましょう。

加えて2本のローンを借りる必要があるため、両方に手数料をはじめとする諸費用の負担が必要です。

 

 

 

■収入合算の利点と注意点をご紹介!

 

次に、夫と妻の収入を合わせて1つのローンを組む利点は何でしょうか。

 

その利点は、借りられる金額を増やしつつもローンを1本で済ませられることです。

収入合算の場合、手数料やその他の諸費用が1つに集約されます。

また、債務者を「家計を主に支える人」と定めておくと、債務者に万が一のことが発生したとしても団信が適応されます。

残りの家族にローンが残らないため、返済に苦しんだり、住まいを失ったりする心配はしなくて済むでしょう。

 

しかし、収入合算だと団信は主たる債務者にのみ適用されることが注意点です。

そのため、主たる債務者が夫の場合、収入を合算している妻に万が一のことが発生したとしても、返済はそのまま継続してしまいます。

また、住宅ローン控除やすまい給付金も主たる債務者にしか適応されません。

そのため、ペアローンほど大きな節税はできないでしょう。

 

以上、ローンの借用金額を増やす2つの方法の利点と注意点を解説しました。

それぞれに異なる利点と注意点があるため、どちらが良いかはご家庭によるでしょう。

少しややこしい話でもあるため、実際にこれらの方法を使用された方のお話を聞いてみるのも良い方法です。

 

 

 

■まとめ

 

今回は、ペアローンと収入合算の特徴ついて詳しく解説しました。

ペアローンと収入合算にはそれぞれメリットと注意点があります。

長野市、須坂市、千曲市周辺のエリアで物件をお探しの方や、住宅の購入に際し夫婦でローンの借用をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。

お客様に最適な住宅ローンを提案させていただきます。

TOP